喪女が朝から1人でパチンコ屋に並んだ話
ちなみにわたしは俗にいう「ギャンブル依存症」である。
街中でヒョウ柄の服をきたおばちゃんを見たときは
『激熱キタ――(゚∀゚)――!!』
と心で思っていたり、
テレビの効果音などで「キュイン♪」となったときは
ビクッと反応してしまう悲しい習性が。
大負けして「もう絶対パチンコ辞める!」と思っても
次の休日にはソワソワして結局は店に向かってしまう可愛いワタシ。
ただ腐っても女子。
カップルならまだしも女一人で、ましてや開店前にパチンコ屋に並ぶ女性を見ると
「ああはなりたくないな」「それだけは越えたらアカン」
とか思っていたけど
今回私が並ぶことになったのは天命だった、と思いたい。
前日、
- やたらゾロ目のナンバー(しかも777)を見かける
- しかもその車のシートがゼブラ柄だった
- コンビニでお菓子を買ったら777円だった
- フォローしてるパチンコ店情報垢から翌日の激熱イベントの告知があった
- 寝る前に時計をみたら3:33だった(30分あたりからずっと見てた)
こ、これは…ゴゴゴゴ…
これをチャンスをつかむべく明日朝から抽選に行く決心を固め眠りにつく。
朝起きると時間がギリギリだったので急いで飛び起き
芸能人がすっぴんと言い張って自慢げにSNSにUPする姿よりも
はるかにすっぴんの状態で素早く出発。
そして駅まで競歩で向かい、抽選時間の5分前に到着。
500人ほど並んでいる激熱イベントだったようでかなり長蛇の列。
一番最後尾まで向かう道中、列の横をまるで通行人を装いながら列の後ろに着くなり
キレッキレのターンでさりげなく列に加わるテクニシャンな私。
そんな子芝居をしながら抽選を待っていると
分かっていたけどだいたい並んでるのはおっさん、おっさん、お兄さん、
一つ飛ばしておばさん、そしてバカップル。
「神聖な場所に女連れでくるな!」「恥を知れ!!」
「この村(店)から出ていけ!」
並んでるおっさん達と心の中はテレパシーでシンクロ状態。
まったくうらやましくもないイチャイチャを見せつけられること10分
やっと抽選の番がやってきて引くと【267】番。
この日、わたしはスロットを打つ気満々で深夜のコンビニにスロット雑誌を買いに行き勉強していたのでぜひ狙い台が取れる二桁を引きたかった。。。
昔から結構スロットも打っていて、正直ジャグラーばかり打っている女には反吐が出る。GOGOランプが光ったら当たり?出目は?リーチ目は?それおもしろい?
ちょっとしたベテランスロッター気取りの可愛げのないわたしの狙いは
「ディスクアップ」という目押し力がかなり必要な台。
結局台は取れず別の台を打ったけど完全回収モードだったので
早々撤収し煙草の匂いを身にまとい1人で吉野家へ。
ここでもおっさん、おっさん、おっさん、おっさん・・・おっさん。
もはや自分もおっさんなんじゃないかと錯覚するぐらい
行く先々のおっさん比率は道頓堀の中国人並み。
一番後に入店したのになぜか一番早く食べ終わり退店。
「お前らはよ食えっ!!!!!」
そのあとは家に帰ってテレビを見ながら
ゴロゴロしてたら・・・
私の休日が終わった